PART1 上司にご馳走になった際の御礼の仕方
社会人になったら、上司や先輩に食事をご馳走になる機会も度々あることでしょう。そんな時、どのように御礼を言えば感謝の気持ちが伝わるのか、失礼にならないのか考えてみましょう。
1.なぜ御礼が必要?
・ご馳走になる=相手の時間・お金・気遣いを受けとる事。
・感謝の気持ちを言葉にすることで、信頼関係が深まる。
・「当たり前」ではなく「ありがたいこと」として受けとめる姿勢が大切。
2.御礼の基本ステップ~「ありがとうございます」は3回言うこと~
タイミング | 方法 | ポイント |
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①食事の直後 | 口頭で | 相手の目を見て伝える |
例文)『ごちそうさまでした。ありがとうございました。』 ※はっきりした口調で、語尾をうやむやにしない! |
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②帰宅後もしくは翌朝 | メール・LINE等 | 簡単でよいが丁寧な文面を心がける |
例文)『本日(昨日)はありがとうございました。とてもおいしかったです。今後ともよろしくお願いいたします。』等 ※感想を添えると尚GOOD! |
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③会社等で顔を合わせた際 | 口頭で | 丁寧にお辞儀を添えると◎ |
例文)『昨日はごちそうさまでした!』 ※相手が気付く前にこちらから先に挨拶する |
3.NG例
・他の人がしたからと「ごちそうさまでした。」、「お先に失礼します。」等の基本的な挨拶もせずに帰ってしまう。
・次の日に会っても何も言わない。
・「おごってもらって当然」という態度。
4.お返しの考え方
・感謝の気持ちを行動で示す。
・直後に無理に返そうとするのではなく、自然なタイミングで自分にできることでお返しをする。
5.まとめ
・感謝は言葉にしてこそ相手に伝わります。そして、小さな礼儀がお互いの信頼を生みます。社会人として、一歩ずつで構いません。正しく成長していきましょう。